リッジ シャルドネ "エステート(モンテ・ベッロ・エステート)" サンタクルーズマウンテンズ [2017] (正規品) Ridge Vineyards Estate
【#1】179本中■一年の大半を欠品で過ごす希少Cha.がまたも快挙。
英国が選ぶ「カリフォルニア最高のシャルドネ」に認定【Ridge Chardonnay "Estate" Santa Cruz Mountain 2017】 「これがセカンド・ワインとは到底信じられない」…H&G誌 【*Decanter】 Best California Chardonnay Panel tasting 2016年5月、英・デキャンター誌により全179本もの作品が集められて行われた「ベスト・カリフォルニア・シャルドネ・パネル・テイスティング」。
二日間に亘るテイスティングを終えた審査員の一人は、「12〜15年前の、無骨で、大柄で、ハイ・アルコールのワインたちに別れを告げ、カリフォルニア・シャルドネはここ数年で明確によりフレッシュになり、より上品なバランス感を備えつつある」と述べました。
そして「最高スコアの出所は、サンタ・クルーズ・マウンテンズだった」として、179本の中から当テイスティングの【第一位】に選ばれたワイン、それが 『リッジ・シャルドネ・エステート』…即ち当ボトルでした(’14)。
◎今や「S.C.M.四天王」から「米国最高」のシャルドネへ…。
マウント・エデン、リーズらと共に、"サンタ・クルーズ・マウンテンBIG3" を形成するリッジ。
かつてセミ・リタイアを表明したパーカーの後任として、アントニオ・ガローニが初のメイン・レビュワーを務めることで注目を集めたアドヴォケイト#196(2011年9月1日発刊)。
ここで特集最注目の品として【RP95点】を獲得したシャルドネもまたリッジでした(’09年)。
一方のスペクテイター誌でも、年間TOPにて【世界第二位】選出の実績も持ちます('05年/95点)。
そしてこの度のデキャンター誌での快挙…。
特筆すべきはこれが最上級品、『モンテ・ベッロ』 での受賞ではないこと。
上記三つの最高峰タイトルは、全てこのモンテベロのセカンドにあたる通常版、『エステート・シャルドネ』 でのもの。
三年に一度はカリフォルニア(時に世界)最高のシャルドネ…との支持を受ける作品が、もしナパやソノマにあったとしても、それらは確実に倍額です。
◎一年のほとんどを「欠品」で過ごす品薄の希少シャルドネ。
リッジにおける生産量は赤ワインが約9割を占め、白は1/10にも満ちません。
ゆえにシャルドネは元々品薄で手に入りづらい銘柄でした。
そこへ来て'05年でのスペクテイター年間TOP100の【第2位/WS95点】はあまりに衝撃的でした。
その年の在庫は一瞬にして日本市場から消失し、以降も'06年は1st.がWS95点、'07年はWS93点、'08年は1st.がRP95点、そして'09年でRP95点…と、ここのところの勢いが更に希少性を加速させています。
日本への出荷量も増えておらず、結局一年の大半を「欠品中」で過ごすシャルドネとなってしまいました。
◎リッジ・シャルドネ・「エステート」について H&G誌にて「これがただのセカンド・シャルドネとは到底信じられない。
」…と評されるように、エステート・シャルドネは、リッジ白の最上位にあるモンテベッロ・シャルドネを基準にすればセカンド的位置に在ります。
しかし原型は同じもので、"実はどちらもモンテベロ・ヴィンヤード産フルーツを100%" によるシャルドネだったりします。
リッジは1940年代に植えた十分育成した葡萄木から、1962年に最初のモンテベロ・シャルドネを生産しました。
60年代に入ってカベルネとジンの葡萄園は拡張しましたが、シャルドネの畑は手をつけませんでした。
そのため白の生産量は10樽を超えることが無い極少生産のまま続き、一般的なショップへはほとんど卸されることなく、主にワイナリーで直販されていました。
1985年からは70年代に植えた新たな葡萄木が十分成長したと判断され増産に向かいましたが、70年代に植えた葡萄木は当時はまだモンテ・ベロ・エステート・ヴィンヤードではありませんでした。
そこで 『サンタ・クルーズ・マウンテン』 という名称でリリースされていました。
現在ではそれらは全てモンテ・ベッロ・エステート・ヴィンヤードに内包され、名称も「エステート(自家畑産)・シャルドネ」となっています。
各ロットの出来栄えを見て、別々に瓶詰めすべきだ…と公言するに足りると判断されたヴィンテージにのみ数樽のモンテ・ベッロを格上げリリースします。
つまりモンテ・ベッロは良年のみの限定生産品となります(およそ二年に一度のペース)。
◎Wine Spectator (2019.6.15)より 【WS92点】 「A big, rich and showy white, filled with spicy notes to the ripe apple, pear and wild herb flavors. Minerally and buttery accents emerge on the contoured finish. Drink now through 2024.」 デキャンター誌でも触れられていましたが、エステート・シャルドネとモンテ・ベロ・シャルドネの製法はほぼほぼ同じ。
全房プレス、天然酵母の使用、14ヶ月の樽熟期間、アメリカン・オークおよそ9割、新樽比率など…。
それで5000円の価格差をどう見るか(モンテ・ベッロは16,000円/お取り寄せ可能)…ですが、当店ではエステート版で十分すぎるのではないかということで、こちらのみのご案内となっております。
標高1400〜1900フィート、冷涼高地の低収量モンテベロ・ヴィンヤード産シャルドネを100%使用。
カリフォルニアの高級シャルドネはフレンチ・オークの使用が主流ですが、未だリッジのシャルドネは90%がアメリカン・オークです。
新樽比率も控えめ。
リッチ且つ幾重にも重なりあうフルーツのレイヤーは青からグリーン、そして黄色い果実まで色彩豊か。
エレガンスを備えうる範囲の中で極限まで高められた豊満さ。
バランス、フォーカス、純度、余韻の美…どれ一つ取ってみても最上級。
●なお、リッジはセントラル・コーストでも特に並行輸入品の多い造り手です。
ご購入が当店である必要はありませんが、お選び頂く際には正規蔵出し品をおすすめいたします。
■276本完売! 12本追加いたしました。
■ヴィノス(VINOUS)94ポイント ■ジェブ・ダナック94ポイント ■ワインスペクテイター誌92ポイント
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